食品機械に使用出来る潤滑油やグリースはありますか?(前編)

KANAが取り扱っている油 の事じゃな。Kana博士0001 - コピー

 

潤滑油・グリース は こういった物を取り揃えておるが、

潤滑油

 

今回はその中でも食品機械に特化した専用商品を紹介するぞ。

通常の機械装置とは違い、食品に触れる可能性もあるので KANA が取り扱う食品用潤滑油は NSF ( 国際衛生科学財団 ) の認証を受けた商品を取り扱っておる。

その規格と商品をご説明しよう。

「 H1 」 これは、” 偶発的に食品に触れる可能性がある箇所で使用できる潤滑油 ” を表しており、例えば アドニールグリース がこれにあたる。

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このアドニールグリースは意図せず食品に触れるような事があっても人の健康を脅かすリスクを低減できるように作られておる「H1」認証商品じゃ。

ちなみに、写真の左側は包装箱で右側が箱の中に収められている商品じゃが、なぜ右側の商品包装が写真のような形状になっているかわかるかな?

グリースを機械に注入する場合、一般的にグリースガンという器具を使用される場面が多い。ちなみに、器具はこういう形をしておる。

スライド1

この器具は頭の部分が上下に分かれるようになっており

スライド2

本体へ アドニールグリース を入れる。

スライド3

アドニールグリースのキャップ部分を外し、
グリスガン

器具の頭部分に挿入

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器具の下部分をはめこめばセット完了じゃ。
スライド1

こういった形状の容器を 蛇腹 ( ジャバラ ) というが、

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なぜこの形状をしているかというと、グリースガン内部に挿入されたアドニールグリースは ガンに内蔵されたバネで下から上へ押され中のグリースがはきだされる仕組みになっておる。

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この際、真っ直ぐなプラスチック容器だと中のグリースを押し出しにくいが、 蛇腹(ジャバラ) 形状 になっている事で 中のグリースを押し出しやすいようになっておる。

飲料水のペットボトルをつぶす際、真っ直ぐな容器より折り目が入っている容器の方がつぶしやすいイメージじゃな。

そういう意味で商品の形状はこのようになっておる。

 

NSF  「H1 」 規格の認証を受けておる  アドニールグリース の説明は以上じゃ。

 

次回は 食品に直接噴射しても大丈夫な 無味無臭 の潤滑油を紹介するとしよう。

詳細は (後編) を参照するのじゃ。

 

片山チエンが取り扱う 食品機械に使用可能な潤滑油・グリースのこと、少しはわかった KANA (かな)Kana博士0001 - コピー (6)