ローラチェーンの平均引張強さとは何ですか?
- 投稿日時:2016年09月05日
- カテゴリー:KANA商品の勉強
ローラチェーンのカタログに掲載されている項目のことじゃな。
カタログにはこんな風に掲載されているな。
言葉から想像すると、引っ張る力の強さのことを言ってるような気がするけど?
そうじゃな。簡単に言うとローラチェーンを引っ張ってみて、どのくらいの力を加えたら破断(はだん)するかを表しておる。
当然 製品の持つ強度以上の強い力をかけると破断する。その見極めを試験によって数値化したのが、平均引張強さ (へいきんひっぱりつよさ) じゃ。
試験にはいくつかのルールがある。
1.チェーンは両端内リンクで長さ5リンク以上のチェーンを使用する
2.試験機に設置する際は、チェーンにねじれ・曲げなど応力が生じないようにする
3.チェーン両端を試験機に取付け、チェーンが破断するまで徐々に引っ張り続ける
動画にすると、こんなイメージじゃな。
じゃあ、平均引張強さの数値以下の力ならチェーンは破断しないっていうこと?
試験はチェーンを変えて何度も行われる。その平均値の数値が平均引張強さなので、実際はこの数値以下の荷重で破断することもあるし、逆にこの数値以上でも破断しなかった場合もある。あくまで何度も試験した結果の平均値ということじゃな。
ちなみにチェーンの破断っていうのは完全に切断された状態もそうだけど、部品に破損が生じて使用に適さない状態になったときのこともいうよ。
試験は各メーカーで行っておるが、JIS(ジス:日本工業規格Japanese Industrial Standard)でも最小引張強さの数値が定められており、その数値以下の荷重で破断すると製品として不合格になる。各メーカーはJISで定められた数値よりもさらに高い数値で製品を製造しておるので、安心してよいぞ。
ローラチェーンの平均引張強さのこと、少しはわかった KANA (かな)?