「ホントにホント」 基礎の基礎 チェーン基礎講座
- 投稿日時:2018年12月17日
- カテゴリー:KANA商品の勉強
先週から始まった
初心者マーク講座
KANAで使っている 基本的な商品について
初心忘れるべからず な 授業の第二回をするぞ!!
今回は
KANA の正式名は 「片山チエン」 じゃ。
社名にも入っているチェーン
チェーンは、先週のスプロケットとセットで使う大事なものだから
基礎の基礎は確実に押さえていこう!! いいな?
ハイ!博士よろしくおねがいします
チェーンってどんな形か知っておるか?
こんな形じゃ。自転車なんかで近い形を見たことがあるじゃろ?
分解すると、こんな感じになっておる
この形はもしや。。。私?
そうじゃ、君がチェーンの中に入っており
ピッチ(隣り合った二つのものの間の長さ)を数えるのに大事な役目を
果たしておるから、あとで説明するぞ!
ちなみに、スプロケットと一緒に使うと、こんな感じになる。
基本中の基本として チェーンは センチ・ミリ の世界ではなく
「インチ」 で扱われておる!
これは、チェーンの世界では 全世界共通である!
ええええ?? 日常生活でインチは使いません。難しいです!
よ~~~し、解説していくぞ!
インチは意外に日常生活でも使っておるぞ。
ケータイやテレビの画面は「インチ」で表されてるのは知っておるんじゃないか?
じゃ、インチってどんな大きさなのか?
☆
☆
1インチ(″)=25.4m/m(mm)
☆
1フート=12″ =304.8m/m
※ インチの記号として二重引用符(ダブルコーテーション)マークの様な
「″」が使われることがある。1″=1インチ
※ ミリの表記も、業界としてmmよりm/mを用いるが意味は一緒
※ (複: feet, 単: foot)なので 1ならフィートではなくフート
チェーンの場合
#80(80番)チェーンピッチ =1インチ
となり、これを基本に各番手のチェーンピッチの計算が出来る。
ピッチは、リンクの穴と穴の間の距離 を表しているんじゃよ。
いきなりピッチが出てきて大変じゃが、話題の 分数ものさし 的に
表現すると、こんな関係になる。
全部覚える必要は無いぞ!
#80のピッチ が 25.4m/m だとさえ覚えれば、応用が利く。
他も、同様に計算できるから、やってみてくれ。宿題だぞ!
そして、これがわかると
一本物(ユニット / 定尺)が何リンクから構成されているかも計算できる。
1本(ユニット / 定尺)=10F(フィート)と決められておる
したがって、ミリに直すと。。。
1フート=12インチだったので 1フート=12インチ は 304.8m/mじゃ。
なので
10F(フィート)だと10倍の
=3048m/m ←1本(ユニット)の長さ
この計算は大丈夫か!?
みんな、「定尺・定尺」と言うのは、この一本(約3m)のことを
言うておるんじゃ。じゃが、あくまでも 約3mじゃ!
定尺の長さをチェーンの番手ごとのピッチで割ると
各番手のチェーンのリンク数の計算も出来る から教えておこう!
ここでホワイトボードの出番じゃ!
40番だと定尺は240L(リンク) 60番だと定尺は160L(リンク)で
構成されておるんじゃな。
いまさらじゃが、リンクはわかってる KANA ?
みんな、インチ、フット・フィートが出てきて大変だったKANA?
でも、順番にやれば 誰にでも計算できるぞ!
1インチ=25.4m/m これが80番のチェーンピッチ
ココだけは忘れないでくれたまえ。
新しいお友達が入ってきたら、教えられる KANA?